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TorusTreadmill

 

無限平面というのは、その上に乗った人間が、好きな方向に好きなだけ歩くことのできるものです。考え方としては、玉乗りをしている人の様子を想像すると分かりやすいと思います。直径の大ーきな、玉乗りの玉があったとして、その玉乗りの玉をトラックボール(ノートパソコンにときどき付いてる、マウスのかわりにポインタを動かす丸いボールです)のようにして、その上に人間が乗っかって歩くとき、玉乗りのボールの部分を人が進んだ分だけ反対方向に回してあげれば、人は玉から落ちないで、装置の上にいながらにして好きな方向に好きなだけ歩くことができます。
しかし実現しようとすると、玉乗りの玉は完全な閉局面ですので、内部に機械をいれることはできませんし、人の乗る部分に平面を作ろうとしたらボールはとても大きくなります。このことから、ほかの形が必要になるのがわかります。
今回試作されたこの装置はトーラス型をもとに作られています。トーラスというのは、分かりやすく言えばドーナツ型です。ドーナツを縦にして上に人が乗っかっていると思ってください。トーラス型なら、人が乗るところが平らなイカリングみたいなものもつくれます。この状態で、ドーナツの表面がA方向と、B方向に回転できれば、無限平面は完成します。でも、そのままのトーラスだと、玉乗り玉と一緒で閉局面なので、回転機構を中に入れられません。

そこで、ベルトコンベアを組み合わせて、トーラストレッドミルを作ることを考えました。それぞれにモータを内蔵した10個のベルトコンベアが横に連結されてリングを作り、このリング自体をモータで回すことによってA、B両方向への回転が可能です。これならドーナツのように外と内が完全に遮断されることもありません。

トーラストレッドミルの動きは上に歩行者の膝につけられた位置センサの値をもとにコンピュータで制御され、歩行者は装置の上にいながらにして、任意の方向に歩くことができます。
TorusTreadmill 動作の様子>> 

ファイル圧縮のため、2倍のスピードで動作しています。,

関連論文

  • Hiroo Iwata : Walking about Virtual Environments on an Infinate Floor , IEEE'99 pdf>>